Hirodai x AI x Tsugaru-ben

津軽語辞書

 
 
 
 
 
津軽語(ひらがな)/共通語:
前方一致/部分一致

【凡例】上線:アクセント、[か゜き゜く゜け゜こ゜]:鼻濁音の[がぎぐげご]
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津軽語 品詞 共通語
接尾 ばしょ、方向、時などを表す
いや
いやだ
誰が
だぁしぃ 泣いている幼児(赤ん坊)をなだめすかす場合に言う語
だぁよ 泣いている幼児(赤ん坊)をなだめすかす場合に言う語
だいだば 誰でしょう
だいな そうだね
だいな ですよね
だいよ 誰よ
たうちくら コブシ
たえこ゜ 同じくらい
たえこ゜ 同等
だえ 大根
たえ 互いに同じくらいであること
たえ 対等であること
えだえだ 誰でも彼でも
だえだ 喧嘩や争いなどの原因を作ること
えだり 誰か
えだり 誰でも
だえ 台所
トキ(鴇)
たお しなやかなさま
たお 柔らかにたわむさま
だお 比較的太いものがゆるやかにたわむさま
たお 自動ガ四 柔らかにたわむさまが持続し反復される
だお 自動ガ四 比較的太いものが一層強くゆるやかにたわむ
たおたおら しなやかなさま
たおたおら 柔らかにたわむさま
だおだお 比較的太いものが一層強くゆるやかにたわむさま
か゜ トリガイ
だがさ 抱き合って寝ること
だがさねっこ 抱かれて寝ること
だがさる 他動ラ四 抱かれる
だがさる 他動ラ四 抱っこされる
竹馬
たがじょ じかに土を踏む足袋
たがじょ 地下足袋
じょうし 声の調子が高いこと
じょうし 高い声を出して荒々しく言うこと
か゜たか゜ 人の機嫌をとるか、なにかの利益のために、その人のあとに従って足どりも軽く諾々としてついて行くさま
か゜たか゜ 幼児が甘えて母親のあとを追ってよたよたついて行くさま
か゜たか゜ 階段を足早に降りてくるさま
か゜だか゜ 人の機嫌をとるか、なにかの利益のために、その人のあとに従って足どりも軽く諾々としてついて行くさま
か゜だか゜ 幼児が甘えて母親のあとを追ってよたよたついて行くさま
か゜だか゜ 階段を足早に降りてくるさま
カラシナの一変種
たがなじき 高く出たおでこ
たがなじき 高く出た額
だか゜ 自動ガ四 ドキドキする
だか゜ 自動ガ四 ドキンドキンする
だか゜ 自動ガ四 ビクビクする
だか゜ 自動ガ四 人の機嫌をとるか、なにかの利益のために、その人のあとに従って足どりも軽く諾々としてついて行く
だか゜ 自動ガ四 幼児が甘えて母親のあとを追ってよたよたついて行く
だか゜ 自動ガ四 階段を足早に降りてくる
たがらっけ 厄介者
たがらっけ 役に立たない者
たがらっけ 持て余し者
たがらも 厄介者
たがらも 役に立たない者
たがらも 持て余し者
たが 自動ラ四 寄り集まる
たが 自動ラ四 集まりつく
たがる 自動ラ四 寄って欲しがる
がれ 汚いものや悪いものが寄り集まっている者
接尾 寄り集まる
接尾 群がりつく
たがれ 罵倒すること
だぎ 前胸部の肉付き
だきゃ ごときもの
だきゃ ならば
だぐ どぶろく
たく 胸が小刻みにトントン動悸がするさま
だく 胸が激しく動悸がするさま
だく くゎ おどかして相手の度肝を抜く
だくだくす ドキドキする
だくづ 自動ガ四 胸がどきどき動悸がする
たくめ 胸が小刻みにトントン動悸がすること
だくめ 胸が激しく動悸がすること
たく 自動ガ四 胸が小刻みにトントン動悸がする
だく 自動ガ四 胸が激しく動悸がする
だぐめぐ 自動ガ四 動悸がする
たぐ 他動ラ四 剥ぐ
たぐ 他動ラ四 擦りむく
たぐ 他動ラ四 皮をむく
たぐ 他動ラ四 衣服の裾や袖をまくりあげる
たぐれ 自動ラ下一 皮がむける
たぐれ 自動ラ下一 裾がめくれる
たげ かなり
たげ たくさん
たげ だいぶ
たげ とても
格助
副助
たげっぱ 竹で作った氷滑りの履物
たげこい とても疲れる
たげだば だいたい
たげだば ほとんど
たげまえ 大分前
たげる 他動ラ四 べそをかく
たげる 他動ラ四 身体に垢などをつける
たげわ 竹藪
んま なんの役にも立たない馬
たさはる 田んぼに入る
ださも 誰にも
自動ダ四 水などがぽたりぽたり落ちること
独楽の心棒
鱈の白子
たじがる 自動ラ四 つかまる
だじねまり 立ったり座ったり
たじは 出立する間際や客の帰り際に、さらにすすめて飲ませる酒や食べもの
忌日
故人の命日
子どもなどに使い走りや手伝いなどの礼として与える金銭やお菓子
だじんつ 荷車を馬に挽かせて荷物を運び料金をかせぐ人
だだづよ 誰なんだよ
ただでね 大変だ
ただでね 尋常でない
だだば 誰だろう
だだ 自動ガ四 激しく動悸がする
ただら 岩が露出して水気のある箇所
たたらず タカラシ
ただりっけ 堕胎された嬰児の祟り
ただりっけ 嬰児の祟り
ただりもっけ あくまで災いするもの
たち 成長して大きくなること
たち 水滴などが続いてぽたぽた落ちるさま
だち 水などがぼたぼた落ちるさま
だぢだぢど しずくが流れ落ちる
たぢはこ 帰り際に飲む一杯の酒
たちまち 冬の花ワラビ
たぢまる 他動ラ四 ものにつかまる
だちめ 他動サ四 水をぼたぼたこぼす
だちめ 水滴などがぼたぼた落ちること
たち 自動ガ四 水滴などがぽたぽたしたたり落ちる
だち 自動ガ四 水などがぼたぼたしたたり落ちる
たちっと 水滴などが続いてぽたぽた落ちるさま
だちっと 水などがぼたぼた落ちるさま
たつ 自動ラ四 助かる
たつ 他動カ下一 助ける
たつ 他動カ下一 救う
たつこ 尖端部
たつこ 陰核
たっち 水滴などが続いてぽたぽた落ちるさま
だっち 水などがぼたぼた落ちるさま
水田に棲むタニシ
っぷど 小さい容器に水がこぼれるほど一杯入っているさま
っぷど だぶだぶあふれるほど多く水が入っているさま
たっぷ 小さい容器に水がこぼれるほど一杯入っているさま
だっぷ だぶだぶあふれるほど多く水が入っているさま
っぽ 棒の先端についている丸い玉
っぽ 球状に張り出した部分
たづまる 他動ラ四 取りすがる
だづよ なんだよ
海岸、湖沼、河川の流域などの自然の要害の地を利用して構築された簡単な堡砦
たでの 良い松林
だでば じゃないですか
だでば であろう
たでま 津軽地方での小作米のこと
他動ダ下一 家畜などを飼う
他動ダ下一 飼育する
たでる 他動ダ下一 飼う
たでる 他動ダ下一 髭をたくわえる
でろ 謎をかけろ
たでわ 他動カ下一 別々に分ける
たと 潜り戸
子どもを背負うときに用いる布
いきなり
そうしたら
突然
たなおろ 冬季2、3月ごろの津軽地方特有の大吹雪
たなおろし 大吹雪
持ち
他動ガ四 手で持ち上げる
他動ガ四 手に持って運ぶ
他動ガ四 手に持つ
他動ガ四 持ち上げる
他動ガ四 持ち運ぶ
たなぐ 他動ガ四 担ぐ
たなぐ 他動ガ四 持つ
たなく゜ 他動ラ四 手元に引く
たなく゜ 他動ラ四 捲きあげる
たなこ゜る 他動ラ四 たぐる
たなこ゜る 他動ラ四 糸を巻く
たなはじ 冬季2、3月ごろの津軽地方特有の大吹雪
たなも 台所の戸棚のあるあたり
たなも 戸棚の前
たに 田に積み上げた稲叢
たねでる 腫れ物の膿栓がとれる
めらし 婚期が遅れて齢をとった娘
めらし 婚期を過ぎて年をとった老嬢
たのくろ 畦道
たのくろ 農道
たのむし たむし
だと
ならば
だば なら
たばご 煙草入れ
だはんで だから
だびょん そうだろう
だびょん だと思う
だぷか 薄いぶよぶよした皮や膜
たぷ ふくらはぎや臀部
たぷ ふくらはぎや臀部が柔らかく肥っているさま
たぷ 子どもの手や足がふっくりして肥っているさま
たぷ 小さい容器に水がこぼれるほど入ってこぼれそうなさま
たぷたぷ 尻たぶら
だふ 衣服の身幅が広すぎて身体に合わないさま
だぷめ 他動サ四 水をだぶだぶ揺り動かしてこぼれるようにする
だふ 自動ガ四 だぶだぶしている
だふ 自動ガ四 だぶついている
だぷ 自動ガ四 水がだぶだぶして揺れ動く
だふだふら 衣服の身幅が広すぎて身体に合わないさま
たぷっと 小さい容器に水がこぼれるほど一杯入っているさま
だぷっと だぶだぶあふれるほど多く水が入っているさま
だふら 自動ガ四 だぶだぶしている
だふら 自動ガ四 だぶついている
だぶ トンボ
だぶりく゜ スベリヒユ
木材や石材を繋ぐときに両材に埋め込む太さ3cm、長さ10cmくらいの繋ぎの円棒または角材
 ぬげ 疲れきって元気がなくなるさま
だほ 支えがなくたるんでぐらぐらするさま
だほ 疲れ切って身体にしまりがなく、ぐったりするさま
っと 支えがなくたるんでぐらぐらするさま
っと 疲れ切って身体にしまりがなく、ぐったりするさま
たほど オモダカ
だほ 自動ガ四 支えが取れてぐらぐらする
だほ 自動ガ四 疲れてぐったりする
だほだほ 支えがなくたるんでぐらぐらするさま
だほだほ 疲れ切って身体にしまりがなく、ぐったりするさま
だほらだほら だるい
だほっと 支えがなくたるんでぐらぐらするさま
だほっと 疲れ切って身体にしまりがなく、ぐったりするさま
だほらっとす だるい
だほらっとする だるい
だほらっとする 軽く全身の倦怠感を覚える
だほら 自動ガ四 支えが取れてぐらぐらする
だほら 自動ガ四 疲れてぐったりする
牝馬
だまがいあめ 照降雨
だまがし 日が照っているのに降ってくる雨
だまがし 照降雨
だま 他動サ四 あやす
だま 他動サ四 すかしなだめる
たまぐら 刃物の柄につける金環
たまげだ びっくりした
だま 自動カ下一 おじけて沈黙する
だま 自動カ下一 黙ってじっとする
だまける 自動カ下一 おそれる
だまける 自動カ下一 ちぢこまる
だまける 自動カ下一 萎縮する
まるめて球状にしたもの
一団になったもの
だまこにす 丸める
だまこ 弘前特有の串餅
だまし 日が照っているのに降ってくる雨
だまし 照降雨
だましあめ 照降雨
だましだまし だんだんすかしなだめながら
たましほ びっくり仰天すること
他動サ四 あやす
他動サ四 すかしなだめる
だます 他動サ四 なだめる
だます 他動サ四 偽る
たまな キャベツ
たまびろ ノビル
たまら 他動サ四 しなわせる
たまら 他動サ四 たるませる
たまら 他動サ四 たわませる
自動ラ四 しなう
自動ラ四 たるむ
自動ラ四 たわむ
葬式
だみ 棺桶
だみば 葬式専用の造花
だみへん 老人が特別仕事をして得た収入
ため 自動ワ・ア四 互いに譲って張り合う
ためま 斜視
ためま 藪にらみ
だもいね 誰もいない
たもじ 自動ラ四 すがりつく
たもじ 自動ラ四 つかまる
たもずがる 自動ラ四 しがみつく
たもずがる 他動ラ四 つかまる
たもぢがる 他動ラ四 ものにつかまる
たもづがる 自動ラ四 取り縋る
たんぼ
野良
たも 着物の袖口の下の袋になっている部分
たや 葬式や法要などの前夜
スイバ
だやす スイバ
だやな だよね
アメンボ
神主
神職
たゆ 太夫
さま 神主
さま 神職
アメンボ
アメンボ
だよ 誰よ
たよこ アメンボ
だよこ アメンボ
だよの ですよね
たよりけぇ ねぇ 頼みとするものがない
たよりけぇ ねぇ 頼るものがない
だよりも 誰よりも
接尾 そうな
終助 てば
硬貨
金銭
だら 陰嚢
だら 寒中屋根雪が解けて流れ落ちるような温暖な気候
きんちゃく
小銭
硬貨
金銭
たらす 自動サ四 漏らす
助動 そうだ
たらつがり 狸寝入り
だらっこ 小銭
っと ほんの少しの液量
っと 雫がしたたり落ちるさま
っと 力なく垂れさがるさま
っと 勢いがなく、しまりがないさま
たらつぼ タラの芽
だらめ 他動サ四 だらだらさせる
だらめ だらだら水などが流れ出ていること
だら 自動ガ四 人の心にしまりがなく行動がのろのろする
だら 自動ガ四 水などだらだら流れ出る
だらめぐ 自動ガ四 水などが漏れ落ちる
もら 水などが続けさまに流れ出るさま
だら 力なく垂れさがるさま
だら 勢いがなく、しまりがないさま
だららだらら 力なく垂れさがるさま
だららだらら 勢いがなく、しまりがないさま
たらっと ほんの少しの液量
だらっと 力なく垂れさがるさま
だらっと 勢いがなく、しまりがないさま
たりね 足りない
甘味が強すぎるさま
身体が倦み疲れて元気がないさま
床板を支えるために根太から根太へ渡す角材
長さが5、6mくらいの杉や桧の丸太
だるじ 自動ガ四 たるむ
だるじ 自動ガ四 ゆるむ
だれやき゜ シダレヤナギ
たん 乾電池
んき 暖かい季候
んき 暖かい気温
たんぐつ スニーカー
たんげ すごく
たんげい だいぶ
たんけ゜ぇ いい加減にする
たんけ゜ぇ 適当なところでやめる
たんげだば できるだけ
たんげだば できるなら
だんこ 膀胱
だんこぬげる 腰が抜ける
だんこのげ 脱肛
だんこのげる 腰がぬける
だん だんご
だんじゃ 駄々をこねたり、むずかったりすること
だんじゃぐ 駄々をこねること
だんじゃぐわら いつも駄々をこねたり、むずかったりすることを癖にしている子ども
たんで ねぇ なかなか容易でない
たんで ねぇ なかなか楽でない
たんで ねぇ 全く困ったものだ
たんで ねぇ 面倒なことだ
たんだでね ただごとではない
たんだでね 大変だ
んだでば ただもう
んだでば ひたすら
んだでば 一途に
だん 次第次第に
だん 順を追って少しずつ
たんぱ 怒りやすいこと
たんぱ 気が短いこと
たんぱら 短気
だんぶ トンボ
だんべ 女性性器

参考文献
Contact: miyabi [at] hirosaki-u.ac.jp