Hirodai x AI x Tsugaru-ben

津軽語辞書

 
 
 
 
 
津軽語(ひらがな)/共通語:
前方一致/部分一致

【凡例】上線:アクセント、[か゜き゜く゜け゜こ゜]:鼻濁音の[がぎぐげご]
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津軽語 品詞 共通語
おいの 自分の家
おうば 横柄な口のきき方
おうばぐ 傲慢な言葉づかい
おうばぐく゜ 傲慢な言葉づかい
おうばぐく゜ 横柄な口のきき方
おえの 山犬
おえの 野犬
おえらんば オオマツヨイグサ
おえらんばな 月見草
える 自動ア下一 生える
える 自動ア下一 生ずる
える 自動ア下一 芽が出る
おえる 自動ア下一 生い茂る
おえる 自動ア下一 生きる
おえる 自動ア下一 髪や歯や草がはえる
おじゃまけ かさばって大きすぎること
おおは こぐ 威張りちらして、わがまま勝手に振る舞うこと
おふぐ こふぐ 着ている着物を数えるときのわらべ唄
おおぶ 増長する
おおぶ 威張る
おおぶ 稲や野菜など肥料が多すぎて稔りの少ないこと
おふと 岩木山に住んでいたという巨人
おぼろ さぼろ ひどく落ちぶれて貧乏なさま
おぼろ さぼろ 衣服がぼろぼろなさま
おまぐらえ 大食漢
おやげ 財産家
おやげ 金持
おおやげ 大地主
中年の女に対する一般の呼称。夫が自分の妻を謙遜して言う<中流以下>
中年の女に対する一般の呼称。市部の者が農村の女を言う
おが おかあさん
おが おっかさん
おが おばさん
おが よそのおばさん
おが
おが
おがえ
おか 自動ラ四 もたれる
おか 自動ラ四 寄りかかる
おか 自動ラ四 頼りにする
おか 自動ラ四 頼る
おか 他動ガ下一 もたせかける
おか 他動ガ下一 寄せかける
お母さん
一般に他家の中年の主婦または母親に対する呼称
中年の母親に対する子どもの呼称
おがさ 中流以上の母親
おがさべり おしゃべり
おがさべり 口がすぎる
おがさべり 口が軽い
さま お母様
さま 奥様
しこ 獅子舞の道化役者
おがしんこ おがしこのつけるお面
おがしゃべり 多辯家
おがす 道化者のおどけ
おがせわ いらぬ世話
おがへ やぐ おせっかいをする
おがへ やぐ よけいな世話をやく
おがへわや おせっかいをする人
おがへわや よけいな世話をする人
おがへん やむ おせっかいをする
おがへん やむ 他人のことで苦労する
おか゜ら 他動サ四 大きくする
おか゜ら 他動サ四 成長させる
おか゜ら 他動サ四 殖やす
か゜らし か おどす
か゜らし か 威嚇する
おがらすかる 他動ラ四 威嚇する
か゜ 自動ラ四 伸びる
か゜ 自動ラ四 傲慢になる
か゜ 自動ラ四 増長する
か゜ 自動ラ四 大きくなる
か゜ 自動ラ四 天狗になる
か゜ 自動ラ四 慢心する
か゜ 自動ラ四 成長する
か゜ 自動ラ四 殖える(利子や借金など)
か゜ 自動ラ四 生える
か゜ 自動ラ四 調子に乗る
か゜ 自動ラ四 頭が高くなる
おか゜る 自動ラ四 いい気になる
おか゜る 自動ラ四 育つ
おか゜る 自動ラ四 背が伸びる
曲物製の便器
おがわ サンショウウオ
薪が燃えて炭火のようになったもの
おぎ 押絵
おぎか゜だ 起きづらいこと
おきか゜ 自動ラ四 威張る
おきか゜る 自動ラ四 威張る
おぎど 仕舞い場所
おぎど 置き場所
ねぷた あがら 大物は急がずあとからゆっくり出る
きゃ 他動サ四 ころがす
きゃ 他動サ四 倒す
きゃ 自動ラ四 倒れる
きゃ 自動ラ四 転倒する
おき゜ 太っ腹なこと
おき゜ 度量の大きいこと
おき゜ 贅沢なこと
おき゜ 金銭に執着しないこと
他動ガ四 止す
他動ガ四 止める
おぐ 他動ガ四 切り上げる
ぐしま 奥の方の隅
ぐしま 奥の方の隅っこ
おぐびょうた 臆病者
おぐりしか゜ 彼岸の最終日の翌日
おぐり 付き添って行く人
おぐり 会葬者
おぐり 送って行く人
おぐり お盆の最終日の翌日
おけす 他動サ四 ころがす
おけす 他動サ四 倒す
おける 自動ラ四 倒れて転ぶ
おける 自動ラ四 転ぶ
おける 自動ラ四 転倒する
おこ 夜番の老人
こ゜おこ゜ 蜂や蠅などがぶんぶん羽音をたてているさま
おこなおこなね おそるおそる
おこなおこなね こわごわ
おこなおこなね 危なっかしい
おこなか゜る 自動ラ四 危ながる
おこなか゜る 自動ラ四 怖がる
おこな か 怖い目に遭わせる
おこなんじょ 鬼ごっこ
おこね こわい
おこね 怖い
おこね 恐ろしい
おこねぇ 不安な
おこねぇ 危ない
おこねぇ 怖い
おこねぇ 恐ろしい
おこ゜め ぶんぶん羽音がしているさま
おこ゜ 自動ガ四 ぶんぶん羽音がする
おこるみかへる 他動ラ四 怖い目にあわせる
おこ゜れぇ 立派で威厳のあるさま
おこ゜れぇ どっしりした巌かな形
おさき゜ うさぎ
二三男以下の未婚の者
次男以下の男の子どもの称
おじお 叔父様
おじ 四五男
おじ 味噌汁
おじげだ 味噌汁を作ること
二三男以下の未婚の者
お祖父さん
おじさ 祖父
おじさま  祖父
おしさ おあか゜る 太陽が昇る
おしさ おあか゜る 日が出る
おしさま おでな 太陽が昇る
おしさま おでな 日が出る
ちゃ お祖父さん
おしみやく゜ら 城郭の隅に設けた櫓
おむつ
おじゃさねぇ 相手になれない
じゃ もてなす
じゃ 世話する
じゃ 取り扱う
じゃ 接待する
じゃ 相手になる
じゃ 面倒をみる
おじゃなね 取り扱いにくい
おじゃなね 思うようにならない
おじゃなね 自由にならない
おじゃならねぇ 自由に取り扱えない
じょ 自動マ四 尻込みする
じょ 自動マ四 恐れる
おじょむ 自動マ四 ひるむ
おじょむ 自動マ四 びっくりする
おじょむ 自動マ四 物の出来ないことを恐れる
おじょむ 自動マ四 萎縮する
しらさま 東北地方で広く信仰されている男女一対の農神
おしらさま 男女二柱の神様
自動ザ上一 獣や鳥、魚などが死ぬこと
おずげ 味噌汁
おせして 遅くて
おそ 神仏に供える鏡餅
おそろしねぇ はなはだしい
おそろしねぇ 非常に
猫が発情してうるさく鳴くこと
おた 人に飲食を強いること
たす 自動サ四 疲れきって動けなくなる
おたた 疲れ
自動ダ四 疲れきって動けなくなる
おたづ 自動ダ四 疲れる
おだ 葬式や法要などの前夜
自動ラ四 疲れきって動けなくなる
おたる 自動ラ四 へこたれる
おたる 自動ラ四 疲れてたおれる
おたる 自動ラ四 疲れる
おちゃんこ おすわり(幼児語)
ちょ 他動ラ四 へし折る
おっかがる 自動ラ四 寄りかかる
おっかね 怖い
おっき 大きい
おづけ お味噌汁
おづけ 御御御付
おづげ お味噌汁
おづげ お汁
おつけこ へ おしくらまんじゅう(押競饅頭)
おっける 自動カ下一 ころぶ
おつ 他動カ下一 押しつける
おつ 他動カ下一 無理にやらせる
おつける 他動カ下一 押す
っこ イチイ
っこ 鬼ごっこ
おっこ 夜番の老人
っこなじょ 鬼ごっこ
おっのぎ イチイ
おったってまる 自動ラ四 くたびれてしまう
おっち 言う事出来ない人
おっつ おし
おっつ 言葉を発声できない人
おっつける 他動ラ四 押し込む
おっと こせこせしないでゆったりしているさま
おっと 周囲の様子や眺めがおだやかなさま
おっぱ しっぽ
っぱら っぱら 身動きができないほど腹いっぱい食べるさま
おつへ 雌蝉
おっ 子どもを背負うこと
おでらさま 僧侶の敬称
おでんきあめ 日が照っているのに降ってくる雨
おでんきあめ 照降雨
おやじ
おど おとうさん
おど お産
おど ちけぇ 子どもを産んでから次の妊娠までの間が近いこと
おど と 子どもを産んでから次の妊娠までの間が長いこと
おど 他動サ四 目を覚まさせる
おど 他動サ四 目覚めさせる
おど 自動ラ四 目を覚ます
おど 自動ラ四 目覚める
おどがる 自動ラ四 意識回復する
おどがる 自動ラ四 目が覚める
おどけ゜ あご
おどげ あご
おどけぇ あご
おどけぇ 下あご
おどけてない 尋常じゃない
おどこ ねぇ こっそりと
おどこ ねぇ 子どもを産んでから次の妊娠までの間が長いこと
おどこ ねぇ 静かにしているさま
おどこ ねぇ 音信がない
おどこ ねぇ 音沙汰がない
おどごき 男手
おどごき 男気
おどご クロマツ
おどこまつ クロマツ
おどごわらす 男の子
お父さん
さま お父様
さま 御主人様
さま 旦那様
ちゃ お父さん
おどで 一昨日
おどな
おどな 響き
おどなり 物音
おどへん 返事
おどへん 音沙汰
おどみ 小児の胃腸病の一種
おど 拇指
おどゆび 親指
おど くゎす 故意に会合などの雰囲気を壊して調子を乱すこと
おどりこす 自動サ四 他の迷惑を顧みず突拍子なことをする
おなご 女性
おなこ゜かま 女世帯
おなこ゜き 女手
おなこ゜くさ 女子を卑しめて言う語
おなこ゜じゃめぇ 女遊び
おなこ゜ アカマツ
おなこ゜まつ 赤松
おなごわらす 女の子
おにぁ
おにる か おどす
おにる か すくませる
おにる か 恐れさせる
おにゃ お庭
おにゃー お庭
おね 重湯
おねば 重湯
しっぽ
ものの末端
ぱ し 借金や貧窮などで身動きができなくなること
おばお 自分の父母の姉妹
おばか゜しら オキナグサ
おばく くちはばったい
おぱく゜ 尾張沓
おば 次三男以下の嫁や妻
お祖母さん
おば 次三男以下の嫁や妻
ちゃ お祖母さん
おばちゃ 次三男以下の嫁や妻
おばふる 自動ラ四 へつらう
おびしな 帯を締めた恰好
おびしな 帯を締めた身なり
びしも とえで あ 気狂いになる
びしも とえで あ 馬鹿になる
おびすなり 着物着こなし
おびは 上着や下着などを着たままで、帯も紐も締めずにいるさま
おふぇわり 体裁が悪い
おふるめぇっこ お客遊び
べさま いわゆる物識り
べさま なんでも知ったふりをする者
おべさま 物知りの人
おべさま 知識人
おべだふり 知ったかぶり
おべだふり 覚えたふり
おべでね 覚えていない
おべでる 自動ラ四 覚えている
おへ 他動ハ下一 教える
おへ 他動ハ下一 知らせる
他動バ下一 知る
他動バ下一 覚える
おべる 物知り
子ども
幼児
針、糸、鋏などの裁縫用具を入れておくあけび蔓製の把手のない籠
おほきゃ おぎゃあ
世事に慣れないこと
大きい者に対する小さい者
嬰児
幼子
幼稚なこと
赤ん坊
おぼ もじ 子どもを産むこと
おぼこえしゃ 小児科の医者
おぼこつじ ツジミ(堤、溜池や用水池など)の近傍にある小さい溜池
おぼ 自動ラ四 人に背負ってもらう
おぼ 自動ラ四 人に背負われる
おぼさる 自動ラ四 おんぶされる
おぼさる 自動ラ四 追加される
おぼ 他動ハ下一 追加する
おぼ 他動ハ下一 追銭を打つ
他動ラ四 背負う
おぼる 他動ラ四 おんぶする
おぼわ 他動ハ下一 追加する
おぼわ 他動ハ下一 追銭を打つ
おま
おめ あなた
おめ お前
めぇ お前
めぇ 貴方
おめぇさ お前達
おめぇさ 貴方達
おめぇ お前達のところ
おめぇ お前達の家
おめぇ お前達
おめぇ 貴方達
おめだ あなたがた
おめだぢ あなたたち
おめだで あなたがたでは
おめだね お前だよ
おめんど お前たち
おもくら 押さえつけられるようで苦しい
さが 思い切りうんと
さが 思う存分
おも 陰暦3月25日、八坂神社に奉納するために唐紙や巻紙などに書いた大きい文字
おもしぇ おもしろい
おもじらぶ 耳から顎にかけての髭
他動サ四 ご飯を蒸し温める
おも おもし
おもへ 面白い
おもへ  他動サ四 木片を挟んで堅く動かないようにする
おもへ  他動サ四 栓をする
おもへ  他動サ四 重いものを載せて動かないようにする
おもへい 着物などの重しにする板
おもや 不安
おもや 心配
おもやみ 心配事
おもやみだ 形動 不安だ
おもんしゅう あくたれ者
おもんしゅう いたずら者
おやが 長兄
おやがだ 兄のこと
おや 米の粉を練って皮とし、中に餡を入れ、鍋で両面から押さえて平たく焼いた餅
おやき゜ 大福餅を油で焼いた物
血族
親戚
親類
おやぐか 多少親戚のつがなりがあること
おやぐか 遠縁にあたること
おやぐか 遠縁のつながりがあること
おやぐねんこ 普通の値段より特別に安くした値段のこと
おやぐま 同族の系統
おやぐま 親類筋
おやぐまぎ 親戚
おやげ 資産家
おやこ 同族の系統
おやこ 親類筋
おやまさんけぇ 陰暦8月1日に岩木山に登拝すること
おやんず 親父
おやんづ 親父
イシナギ
おら 俺達
おら 僕達
おら 私達
おらほ 私たち
おらほづ 当方
おらほづ 私たちの側
おらんだき゜ エゾギク
おろけ゜る 自動ガ下一 たくさんいる
おろげ 自動ガ下一 暴れて騒ぐ
おろげ 自動ガ下一 跋扈する
他動サ四 魚を切り割く
おろへろ 自動ガ四 おろおろしてあわてふためく
おろー あらら、わー
おわぇ 終助 だね
おわだき゜ エゾギク
終助 でしょうよ
終助 ですからなあ
終助 ですとも
終助 ですよ
おんこ
おん 二三男以下の未婚の者
おん
おんじ 叔父(弟)
おんじ 次男
おん 二三男以下の未婚の者
おん
おんず 次男
おんちゃ 叔父ちゃん
おんちゃ 次男以下の未婚の男子
おんちゃ 叔父様
おんちゃ 次男以下の既婚の男子
おんど 一升枡
おんろ おやまあ

参考文献
Contact: miyabi [at] hirosaki-u.ac.jp